2023-01-01から1年間の記事一覧

MT5自動売買ソフトの作成9 自動売買ソフトサンプルを見てみる、その2

自動売買ソフトウェアを動かす バックテストの設定 EA(エキスパートアドバイザ=自動売買ソフトウェア)が儲けられるのか(重要!)、売買が正常にできているのか・・・など、いわゆるデバッグをしないと自分の口座で運用なんてできません。ではどうしたら…

MT5自動売買ソフトの作成8 自動売買ソフトサンプルを見てみる、その1

自動売買ソフトウェアを作る、とは? MT5ではエキスパートアドバイザと言います。 裁量トレードをするときには、インジケータを参考にしてオーダーします。自動売買ソフトウェアでも同様でインジケータを参考にしてオーダーしますが、ソフトウェアが自動でオ…

MT5自動売買ソフトの作成7 パラメータを追加する

パラメータとは 前回までは移動平均やRCIの期間は固定値でDLLに渡していました。 でも固定値だと使い勝手が悪いですよね。毎回数値を変更してビルドする必要があります。 MT5標準のインジケータでは入力パラメータで期間などが変更して表示できます。 今回は…

MT5自動売買ソフトの作成6 RCIを作る

RCIとは RCIとは「Rank Correlation Index」(順位相関指数)の略で、計算式はこんな感じです。 RCI=(1-(6×d)÷(nの3乗-n))×100 d:「日付の順位」と「価格の順位」の差を2乗し、合計した数値 n:期間 日付の順位:当日(最新の日付)=1、として遡りながら番…

MT5自動売買ソフトの作成5 ストキャスティクスを作る

ストキャスティクスとは 通常のストキャスティクスは下記の線で構成されています。 %K =(当日終値-n日間の最安値)÷(n日間の最高値-n日間の最安値)×100 %D = %Kの単純移動平均 Slow%D = %Dの単純移動平均 当日の終値が過去数日間のどの位置にある…

MT5自動売買ソフトの作成4 オシレータ系インジケータ

まずポインタとは SMA(単純移動平均)を前々回に作ってみました。 また前回の「データを見る」でもDLL側でポインタを使っています。 C++なのでポインタを普通に書いていましたが、もしかしたらポインタでC、C++をあきらめた人もいるかもしれませんので、少…

MT5自動売買ソフトの作成3 データを見る

今回はMQL5とDLL(C++)間でのデータ受け渡しがどうなっているのか見ていきます。 受け渡しのデータ内容がわからないとプログラムが作れませんので、調べておくのが基本です。 DLLのプログラム // dllmain.cpp : DLL アプリケーションのエントリ ポイントを定…

MT5自動売買ソフトの作成2 DLLを作る

初めてプログラミングをする人や経験の少ない人は「DLLって難しいのでは?」と思いますよね。少しだけ不便なことはありますが、難しいことはありません。 基本的に自分でプログラムを作るといっても、ほとんどはライブラリを呼び出すだけです。 例えば、初め…

MT5自動売買ソフトの作成1 準備編

はじめに プログラミングを覚えたいので、どの言語が良いかと聞かれることがあります。 どの言語も覚えるのは大差ありません。プログラミングを覚えるための最大の壁は「何を作りたいのか」です。プログラミングが覚えたいという人は、まず作りたいものを探…